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断熱塗料キルコ

キルコ遮断熱

キルコは、超高機能断熱塗料です。断熱塗料としては革新的な機能を多数取り揃えています。
もちろん遮熱効果も非常に高く、太陽光反射率は約90%以上!
高い断熱作用により冷房・暖房効果を向上します。
伸縮性・密着性も抜群。防水性も兼ね備えたキルコ。
キルコの性能や魅力について詳しく解説いたします。

キルコとは?

キルコは㈱シンマテリアルワンから発売されている断熱塗料です。
塗料の中に微細なアクリル中空ビーズを配合しており、圧倒的な断熱効果を生み出しています。
アクリル中空ビーズは外気からの熱の伝わりを妨げ、外壁の温度を最適に保つ作用があります。
また、放湿作用もありますので、湿気がこもることもありません。
なんと、キルコを塗装すると室内温度が2~6℃夏は涼しく、冬は暖かくなるのです!
体感温度はそのままに、空調温度を弱めることができますね。
一般的に、空調温度を1℃上げる(下げる)と、空調費が10%変動するといわれています。

キルコの特長①遮熱性

遮熱効果は温度抑制メカニズムとして断熱効果と混同されることが多いですが、太陽熱を反射する性能を指します。
キルコの遮熱効果は非常に高く、太陽からの熱を約90%程度反射し、温度上昇を防ぎます。
この数値は日本塗料検査協会によるしっかりとした試験を通じて証明されています。
屋根をキルコで塗装した時と非塗装時の屋根裏表面温度の平均温度差は20℃です。

キルコの特長②断熱性

断熱効果は、外気からの熱を内部へと伝えない性能を指します。
キルコは塗料の中にアクリル中空ビーズという特殊な素材を配合しています。
このアクリル中空ビーズが外からの熱を伝えにくくし、室内の温度を適温に保ちます。
さらに、アクリル中空ビーズの内部は熱変化を受けにくく、放熱を助けます。

遮熱と断熱のダブル作用により、室内温度変化を2~6℃抑制し、快適に保ちます。

キルコの特長③伸縮性

塗料は一般的に劣化してくるとクラック(塗膜の割れ)が発生します。
キルコは非常に塗膜が柔軟で、伸縮性があります。
その伸縮性は通常状態に比べた時200~250%の伸縮率になります。
普通塗膜は経年とともに硬くなっていきますので、外壁の伸縮に耐えられず割れてしまいます。
クラックが発生すると、そこから雨などの水が侵入し、外壁自体が傷んでいきます。
このクラックの発生原因は外壁自体の伸縮にあります。
キルコは柔らかい塗膜が外壁の伸縮や変動に追従しますのでクラックが発生しにくい塗料です。
また、この柔軟性を長期間保持しますので、長持ち・強い塗料なのです!

キルコの特長④密着性

塗料に重要な要素の一つに密着性があります。
当然ではありますが、密着性の低い塗料はすぐ剥がれてしまいます。
キルコの非常に高い密着性はJIS規格基準の約3倍という驚異的な数値です。
キルコの塗膜は非常に剥がれにくく、塗料としての役割を長期間十分に発揮します。

キルコの特長⑤防水性

キルコの塗膜は柔軟性があり、厚みも十分にあるので防水性が高いのが特徴です。
従来の断熱塗料は防水性までカバーはしておりませんが、キルコは違います。
雨水を通さず、雨漏りによる腐食を防ぎます。
中空アクリルビーズの働きで放湿はしっかりとしますのでご安心ください!

キルコの特長⑥節電・省エネ効果

空調費が家計を圧迫する季節、うれしいのが節電・省エネ効果です。
前述の通り、キルコを塗装することにより室内温度を2℃~6℃抑制します。
つまり室内温度をそのままに冷房・暖房の温度を2℃~6℃弱めることができます。
冷房や暖房の温度設定を1℃弱めると約10%程度の空調費が節約できるといわれています。

電力消費量が問題視されている昨今、経済産業省なども国民に対し節電を呼び掛けており、積極的な断熱・遮熱塗料の取り入れを奨励しています。

キルコの特長⑦ランニングコスト

キルコは超寿命塗料です。一般的なシリコン塗料の寿命が7~10年であるのに対し、キルコの寿命は10~15年です。
断熱・遮熱作用や柔軟性等の多種機能自体が長寿命。
塗り替え頻度が少なく済みますので、安くて耐久性が低い塗料で塗るよりもランニングコストはお得なのです。

キルコの特長⑧人と環境にやさしい

キルコは水性塗料です。
水性塗料は溶剤の代わりに水を主成分としている塗料で、環境や人体への負荷が非常に低い塗料です。

水性塗料は「VOC(揮発性有機化合物)」を排出しないのが特徴です。
VOCは環境や人体に悪影響であるとして国から排出規制がされています。
キルコはVOCをほとんど排出しないので、使用規制もなく無制限に使える等級を獲得しています。

キルコのデメリット

キルコは水性塗料です。
性能の高いキルコですが、もちろんデメリットもあります。
まず第一に、カラーバリエーションが他塗料に比べて少ないという点が挙げられます。
また、カラーにより性能(特に遮熱機能)にばらつきがあるため、外観の選択肢は狭まってしまいます。
次に、光沢が弱いということ。塗装したての塗料特有の艶感等が出にくい特徴があります。
また、施工方法をしっかりと守らなければ、万全の性能を発揮することができません。
キルコで塗装をお考えの際は、必ずしっかりとした知識を持った施工店での施工を強くお勧めいたします。

おわりに

いかがでしたか?キルコは、非常に優秀な塗料です。
年々厳しくなる猛暑や寒さを、住宅塗装で緩和しましょう!
お財布にも環境にも優しいキルコを是非取り入れてください。